元サッカー日本代表の中田 英寿が世界中を旅する中でたどり着いたひとつの答えを形にした大きなイベントが開催されます。
「なにかできること、ひとつ」をテーマに立ち上げた+1キャンペーンの一貫として行われる、このスペシャルな試合はすでに67,357枚のチケットが完売する程の注目を集めています。(02年の日韓W杯決勝のドイツ-ブラジルの69,029枚に肉薄する数字は仰天ものであり、現在行われているW杯3次予選の日本-オマーンの前売り販売数32,300枚を大きく上回るところに中田 英寿の衰えぬ人気が証明されています。)
自分を貫き通す中田 英寿がサッカー選手を引退後、更なる自分探しの旅を続ける中で出会った様々な光景。
その世界の現状を目の当たりにした上で「自分に出来ること」を見つめ直していきました。
その中でアフリカのガーナで行われていたサッカーイベントで大きな衝撃とこれからのヒントを得ます。
小さな草サッカーが行われ、地元の中学生同士の対戦を目当てに多くの人が集まります。
サッカーの試合の合間に突然、芝居が始まりました。
エイズの正しい知識や予防法を教えるイベントです。
実は、この集まりにサッカーが一役買っていたのです。
中田 英寿は、サッカーを楽しみに来た子ども達が芝居やクイズに参加し、自然とエイズの知識を得ていく方法に関心を持っていました。
ガーナでは現在、全人口の約3%がHIVに感染していると言われています。
子ども達に正しい知識を広げることが、将来の感染拡大を防ぐことにつながるのです。
一人でも多くの人に伝えるための場をつくることにサッカーが大きな貢献をしていました。
「サッカーを通じて社会の問題を解決しようとするプロジェクトをみずからの目で見て回りたい。」
それが、中田の今回の旅の大きな目的だったのでしょう。
試合はPK戦までもつれこむ大熱戦。
サッカーを楽しみ、それをきっかけに人々が新たに何かを知り、学ぶ、そんな場面を目の当たりにした中田 英寿は、サッカーの大きな可能性を再確認していました。
「サッカーを勝敗だけのスポーツではなく、楽しくやることによって、または楽しみながら観る事によって、それが間接的に何かの助けになるような、そんな仕掛けや仕組みが作れるのではないか」(nakata.net)
世界の共通言語であるサッカーを通じて、できることが明確に見えた瞬間です。
そして中田 英寿は日本に帰って来ました。
この世界が見つめるイベントが向かう、この先を自分時間も注目していきたいと思います。